日常生活では、車の運転や景色を眺めるなど、遠くを見るときと、携帯電話やスマートフォン、読書やお化粧、料理など、近くを見るときがあり、両方に上手くピントを合わせる必要があります。
白内障手術で眼に入れる眼内レンズは、人工のレンズですので、自分の意思通りにピントを合わせるのは難しくなります。
特に、1点に焦点が合う単焦点眼内レンズを挿入された方は、多くの場合、眼鏡が必要となります。
多焦点眼内レンズは、複数の距離にピントが合うので眼鏡が必要ないケースもあります。
当院の多焦点レンズはAlcon社製Pan Optix 及び AMO社製テクニスシナジー 及び テクニスシナジートーリックを使用しております。
※ただし、眼底疾患や近視、乱視の強い方、夜間の運転が多い方にはおすすめできません。患者さまのご要望や眼の状態、生活スタイルに合わせて、適切なものをご提案いたします。